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紅烏龍って、紅茶?烏龍茶?

Updated: Sep 9, 2021

夏〜秋にかけて台湾では紅茶の生産時期であり、6月から紅玉紅茶、東方美人茶、蜜香紅茶などの紅茶シリーズを紹介してきましたが、いよいよ涼しくなり、今年の紅茶シリーズの最後に、紅烏龍茶を紹介したいと思っております。


紅烏龍茶(ホンウーロン茶)って聞いたことありますか?2008年に農委会茶業改良場の台東支場により発表されてから、僅か10数年で知名度がまだ浸透していないのにも関わらず、2015年にラグジュアリーティーブランドのTWG teaにその年のシングルオリジナルベスト5として選ばれ、初めて世界中の舞台に立ちました。紅烏龍とは、紅茶のように完全発酵させ、そして凍頂烏龍茶のように焙煎をかけたお茶で、紅茶のカテゴリーになるが烏龍茶の余韻を持つ特別なお茶であります。

紅烏龍茶が生まれた理由は、先月に紹介した蜜香紅茶と同じように、60年代から高山茶が主流になり、高山ではない場所では、その地だけの、特徴のある特別なお茶を一生懸命開発していました。花蓮で生まれたのは蜜香紅茶で、台東で生まれたの紅烏龍茶でした。海抜はあまり高くなく、北回帰線より南の台東は、暑い日が続く気候が特徴で、紅茶の生産に最適であります。使用する品種は様々で、青心烏龍、金萱(台茶12号)、翠玉(台茶13号)などが良く使用されます。蜜香紅茶と同じく虫が繁殖する夏に成長し、できるだけ環境に優しい、農薬を少なくできる紅茶で、欧米の方にも大人気です。近年は、台東のみならず、他の地域でもどんどん作られるようになり、またそれぞれの味が楽しむことができます。

一般的に、紅烏龍の定番の味は、東方美人や蜜香紅茶のようにスパイス、フルーティーな味わいですが、焙煎によりウッディー、ベークドナッツ、燻製などの香りもします。また、個人的に凄く気に入っているのは、ミルクティーにすることです。今回皆様にご紹介しているのは、私が長年愛用している南投名間の小茶米農園の紅烏龍茶です。今年の紅烏龍は金萱を使っているのですが、時には他の品種(青心烏龍、翠玉、紅韻…)をブレンドすることもあります。各年の状況により、店主の連さんがブレンドして紅烏龍の味を把握しています。金萱という品種は、またミルキーな味あいがあるので、ミルクティーにするのにはぴったりなお茶です。

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ちょっと台湾とは、毎月違うテーマとした台湾茶と伝統茶菓子を紹介し、お家で楽しめる台湾茶MeTimeのプチギフトセットです。

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・台湾茶|南投の紅烏龍茶

台東の名産物として近年有名になり、今は他の地域でも多く作られています。青心烏龍種を使い、深く発酵させてから焙煎をかけ、フルーティーな紅茶が燻製の香りが付けられ、涼しいお天気に一服、身体も温まります。


・台湾お茶菓子|香港桃酥

​桃が入っていないのに、「桃」と書いてあるのは、実はクルミ(クルミの中国語は、核桃という)のこと。中国の陶器の町「景德鎮」の陶芸職人が仕事をしながら窯の上にクッキーの生地を置き、焼き上げのクッキーを午後のおやつとして人気がありました。台湾の桃酥は、香港から伝わって来たので前に香港と付けてあります。素朴なバタークッキーには、止まれない香ばしい味わいです。

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ちょっと台湾|セットの中身

①季節の台湾茶ティーバッグ3つ

②台湾お茶菓子3つ

③季節の台湾茶説明パンフレット1枚

④季節のお便り台湾食風景ハガキ1枚 +ちょっと台湾の音

(より五感で台湾を楽しんでいただきたく、7月号から「ちょっと台湾の音」も入れております。ちょっと台湾の音とは、台湾茶と茶菓子をいただきながら、BGMとして流していくと「今台湾にいる!」という体験を作っていきたいと思い、台湾を代表する音声のコレクションを作成し、より五感で台湾の一時を楽しんでいただくことを目指しております。台湾の音のコレクションは、台湾の各地で録音したり、台湾伝統的な音楽を紹介したりして、不定期的に曲(または音声)追加していきます。是非、楽しんでいただければ嬉しいです!)



応募は専用ページにて、〆切は9月18日まで!

お待ちしております!





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