宜蘭の宴会料理でよく出るトロミスープ。西魯肉の「西魯」は、日本語の「しる」から来た説があります。元々は、貧乏の時代に、肉が少なかったため、肉の代わりに卵を揚げて入れて、現在その揚げ卵かすがこの料理のポイントとなっています。
材料
白菜 1個(およそ1キロ)
干し海老 大さじ1
扁魚 2枚(任意)
干し椎茸 5個
木耳 3枚
人参 1本
卵 1個(伝統的はアヒルの卵を使用)
豚肉(ロース)100g
鶏ガラ 700ml(任意、なければ水で)
調味料
醤油
烏醋
ごま油
白胡椒
片栗粉
塩
トッピングにパクチー(任意)
作り方
1. 豚肉を細切りにし、醤油小さじ1/2、コマ油小さじ1/2、米酒小さじ1/2、片栗粉ひとつまみ、塩ひとつまみで下味をつける。
2. 干し椎茸を水で戻し、にんじん、木耳、と細切りにする。白菜はサクぎり。
3. 干し海老と扁魚を、油を入れずにフライパンに入れて弱火で炒める。香りが出たら鶏ガラを入れた鍋に入れ、他の材料も全部入れる。
4. 水500mlを足し、30分くらい煮込み(白菜の芯が柔らかくなるまで)、醤油大さじ3、烏醋大さじ3、ごま油大さじ1、白胡椒少々、などの調味料を入れ、片栗粉でトロミをつける(任意)
5. 180度の油で溶き卵を揚げる(鍋の上にザルを置き、卵をザルに通らして揚げ、固くなったら細かく砕く。以下のビデオで「蛋酥」(揚げ卵のかす)をご覧ください)
6. あげた卵のカスとパクチーをスープの上に載せて完成。
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